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医龍 Team Medical Dragonに考える。

2007年12月10日 11:04

最近ハマっている漫画、医龍。
ドラマ化もされ、第二弾も放送中のこの作品。
現代医療、主に大学病院の体制における問題に鋭くメスを入れた話題作。

自分は医療従事者の端くれではありますが、病院勤務ではないし、作中の環境とは大きくことなるわけですが、多くのことを考えさせられる作品です。


緊急時の看護師による越権行為などは、まさについ先日自分がやってしまったことと重なります。作中で客観的に同じようなシチュエーションを見れるとき、自分で経験したときはなかった、もっともっと冷静な考えが頭に浮かんでくる。
作中ではドクターの判断で越権行為に及んだ看護師だが、自分の場合は自分の判断で自分で越権行為を犯してしまったことに問題があります。
当然全責任は自分が背負い込んでしまったわけで、特にここ訴訟大国アメリカでは仮に何か問題が起こっていたら大変な問題になっていただろうことは容易に想像がつきます。
常に責任がつきまとうことを、もう一度しっかり肝に銘じておかなければ。

作中には「腕の無い外科医は存在自体が罪だ」という過激な台詞が出てきます。
もちろん自分は人にそんな言葉を吐けるほど腕があるわけでもないし、そんな気はさらさらありませんが、この言葉は前々から自分に言い聞かせています。
「腕の無いトレーナーなら、いないほうがマシだ」と。
自分は一人で高校全てのスポーツチーム所属の選手、時には体育の授業の怪我から、先生達のプライベートな怪我まで面倒をみます。一人しかいないということは、必然的に頼られるわけです。そこで腕の無いトレーナーが曖昧な知識でもって、不可解な処置をすると、かえって怪我が長引いたり、重要な損傷を見逃したりするわけで、だったら最初から医者のところへ行った方がマシだと思います。

課題やテストといったわかりやすい目標がなくなった今、そう言い聞かせて自分にプレッシャーをかけることでモチベーションに変えて何とか乗り切っています。そうは言ってもやはり人間なのでミスもありました。この3ヵ月半で2ケース診断ミスがありました。
何で見逃したんだろう、という悔しさも大切なモチベーションのひとつです。

そして自分に一番響いたのが、「病院が患者を選ぶ」という問題。
作中では、治りそうな病気だけ扱って、治りそうも無い深刻な病気や手遅れの患者は他病院へ転院させたり退院させたり、といった内容でした。自分はひどい怪我だったり、難しい怪我だからといって何の処置もせずドクターに送ることはしませんが、スポーツ別の怪我の発生頻度や怪我の程度、試合の有無などで選手をさばく優先順位は決めています。例えば、アメフト選手のほうが怪我の危険性が高いので、バレー選手より優先したり、今から練習がある選手より、今から試合がある選手を優先したり、といった具合です。

一人でカバーしているので、学校終了後から練習開始までの1~2時間ではどうしても全ての選手の面倒を見きれないことがほとんどです。待っていたのに、練習が始まるからと去ってしまう選手も多数。もちろん彼ら、彼女らを放置するつもりはないのですが、これでは前述の病院のケースと何ら変わりが無い。せめて、練習開始後に各練習場を巡回して、状態のチェックだけはするようにしてますが、思わしくない返事が返ってくると、練習前にあれをしたかった、これを試してみたかったとやはり後悔するわけです。

このように客観的に自分の状況を考えさせてくれるものはあまりありません。
その点で、医龍という漫画は純粋にたのしめて、尚且つ自分を省みるきっかけも与えてくれるという作品。たかが漫画、されど漫画。漫画恐るべし!

27歳、僕は、まだ漫画が大好きです。(笑)
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コメント

  1. 大分、27歳に相応しいコメントを書くようになったな
    兄貴も、医薬品取り扱い関連の資格取得に頑張っています。オヤジは劣化してきてるが、先が楽しみジャ!
    ホイジァ~ノォ~!

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